2005.8.21
その日、
桜島『なぎさ公園』であった、こんなエピソードをひとつ…
開放された公園内では、ライブをする人、そのライブを見て盛り上がっている人、
ファン同士楽しそうに語り合っている人、みんなそれぞれ思い思いに一周年であるこの日を過ごしていた。そんな中で僕はふと、そばに置いてあったギターを拝借して手に取ってみた。
『遊んでみよう』と思い、やってみたのは
…一人プチライブ…僕は一人、弾き語りをしてみた。
そのときだった、
僕の目の前に、4歳ぐらいの双子の男の子がやってきた。
二人とも、じーっと僕のことを見ている。
『この歌知ってる?』僕がその子たちに聞いてみたら、一人の子が
『うん』とうなずいた。
そして続けて
『桜島歌えるよ』と、その子は言った。
『じゃあ、一緒に歌おうか!』そう言ってギターを鳴らし歌いはじめるとその男の子は
『ウォオオォ…』っと一緒に歌ってくれた。
一人の子は恥ずかしいのか、お母さんの足に顔を伏せてギュッとしがみつき離れない。
もう一人の子は掻き鳴らされるギター、歌う僕の顔を真剣な表情でじーっと見ていた。
その彼の大きな瞳はとてもきれいに澄んでいて、真っ直ぐに僕を見ていた。
そして瞳を輝かせながら一生懸命歌っていた。
一緒に歌ってくれるその子の瞳は本当に輝いていて素晴らしく思えた!本当にすごく輝いて見えた。
そんな彼の瞳を見ていると、僕は胸の奥からなんともいえない熱い思いが湧いてきて涙が出そうになった。
僕はすごく久々に、すごく純粋できれいなものを見た気がする。
僕はその子と一緒に
『桜島』
『しあわせになろうよ』の2曲を歌った。
未来ある子供たちの純粋な気持ち、大きく膨らんでいく夢や希望、それは音楽でもスポーツでも勉強でもいい。
何かに興味を持つこと、そして将来の夢を持つこと、本当にすごくすごく大事なことだ!
そしてそれに対して僕たち大人が道を作ってあげること、応援してあげること、見守ってあげること、途中までレールをひいてあげること、とても大事なことだと思う!
途中までひかれたレールの先を作るのはもちろんその子自身だ!
子供でも大人でも、自分で一度決めたこと、一度抱えた夢はそう簡単にはあきらめないこと!
本当に大事だよね!
8.21のその日、
僕はその双子の少年たちに会えて本当によかった!
また来年の8月21日に、
桜島で彼らとまたふたたび、会えることを僕は心から願う。
来年もまた、彼らと一緒に歌いたい!そのときは彼らに、将来の夢を聞いてみようと思う。
実行委員の新垣でした。
('-^*)v
posted by 管理人 at 21:37| 鹿児島 ☀
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勇気の会 メンバー活動日記
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